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軍艦島について、世界遺産に登録された時点では関心がありませんでした。

あるミステリー小説の舞台が軍艦島でした。

軍艦島の歴史を読む中で、是非この目で確かめたいという思いが強くなりました。

横浜と同じ港町の長崎、あこがれての旅立ちです。

 

いざ出発! 長崎の乗り物いろいろ・・・長崎の市電(車体の色はオレンジ・黄色・白)は便利で安いのです

軍艦島へ

歴愛をさかのぼること、江戸時代後半文化7年(1810年)に、ここ端島(通称:軍艦島)で石炭が発見された。

端島は、面積6.5haの小さな小さな島です。

そのから80年後、三菱財閥が明治から昭和にかけて、海底炭鉱を行いました。

最盛期は、当時の東京の人口密度9倍にもなったそうですで、5200人もの人は住んでいたそうです。

 

軍艦島に行く前に、歴史資料館に行くことをお薦めします。案内人の中に、中学まで(高校は長崎市へ行くそうです)住んでいた方が解説してくださいました。

テレビは日本で最初に普及したのではないかということで、映画館など娯楽施設もありにぎやかだったそうです。

一方で、社員・下請け・日雇い・韓国からの人々など身分差別と過酷な労働状況があったそうです。

 

今では倒壊の恐れがあり立ち入りは制限されていますが、

知られざる歴史の一端を知ることができます。

 

美味あれこれ

長崎ちゃんぽんと皿うどんは、長崎の味として外せないとのこと。

早速、中華街へと繰り出しました。

横浜の中華街の規模を想像していましたが、とてもコンパクトな街並でした。

しかし、川の流れに沿って遊歩道が整備され清潔感があります。

 

写真は皿うどんです。魚介類がと野菜がたっぷりと添えられ、少し甘めの味でした。

ちゃんぽん同様にシェアして召し上がれ。満足満足でした。

長崎の街観光は、一日券の市電を利用すると便利です。

かの有名な花街に行きました。

その昔、坂本龍馬が遊んだ「花月」には、竜馬の刀傷が残っていました。

 

私も御多分にはもれず、司馬遼太郎の『竜馬が行く』で竜馬のイメージを描きました。

おおらかで正義感があり・時代の先を読む先見性人と人を結びつけるしなやかさ、併せてお龍さんの気丈な美しさに魅せられました。

 

『花月』での卓袱料理は、建物の意匠に時の移り変わりを感じながら、至福の味と雰囲気を楽しめます。

是非、ご賞味ください。

ハンバーガーは、今や巷(ちまた)にあふれ、国民的な食べ物です。

横須賀の「海軍バーガー」との食べ比べと称して、ハンバーガーのためだけに、佐世保に行きました。

 

さてさて、やたらにお店があるので迷います。

地元の女子高校生を探して尋ねてみました。彼らは、日ごろから食べ比べているはずです。

「絶対ここのお店でーす」と連れて行ってくれました。

あたり!当たり!

なんてたってこのボリュームに圧倒され、食らいつき格闘。

 

実は、私はハンバーガーをこの10年ほど食べていないのです。

しかし、この味を基準として、横須賀をはじめホンバーガーの食べ比べに挑戦することにしました。