太極拳で心も体もしなやかに・・・六十の手習い2

太極拳の起源は、明の時代末で三百数十年前といわれています。

古から中国では、「武術」・「医術」・「養生法」が発展してきました。太極拳は、武術の流派です。

最近ではカンフーの映画(ブルース・リー等)が人気を集めており、若い人の中で武術をやる人口が増えているそうです。

中国武術は、蹴り技・バランス動作・速い速度の攻防動作が基本だそうです。

全日本で、7回連続チャンピオンになった方が、中華街の北門祭りでその技を見せてくれました。

 

活動場所は、中華街の媽祖廟(まそびょう:海の神様を祭ってある)が提供してくれています。土曜日ともなると、藤沢・川崎方面からも来られます。会則も何もありません。9時になると人が集まり、音楽と共に24式太極拳を繰り返し練習します。

季節ごとに、全日本チャンピョンであった美しい先生がいらしてくださいます。その方の優雅な演舞を紹介します。

さてさて、日頃の太極拳は、シルクロードなどのメロディーに合わせて、健康第一に足腰の筋肉を鍛えています。

一つ一つの動きは、武術から来ており緊張感はありますが、ゆっくりした速度で、力を使わずに、手足のバランスを保って柔らかく動きます。北門祭りでは、見ていた方が次々と参加してくださいました。